KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

東京ラブストーリー

テレビドラマ「白い巨塔」でハマったスカパーの「フジ721」チャンネル。このチャンネルではふるーいドラマをよく流している。

で「東京ラブストーリー」だ。これを今やっている。昔、これにハマって見てた。鈴木保奈美ちゃん。

今、もう一度見てみると、なんということはない。大学を卒業したての青春モードの男女の、「すれ違い」と「行き違い」で構成された甘酸っぱいストーリーだけのこと。いやこれはストーリーとは呼べないな。人工的なエピソードの寄せ集め。時代が違うとはいえ「白い巨塔」と同じテレビドラマというカテゴリーに入れては申し訳ないような気さえする。

しかし、これがハマるのだよなあ。その回の終わりから10分くらいのところで、決定的な「行き違い」が起こって、そして、小田和正の「ラブストーリーは突然に」が流れ出すと、もうイカン。うるうるものだ。要するに、このドラマは、毎回この歌を聴くために見ているようなものだ。

古いドラマには、それそのものの記憶と一緒に、それを見た頃の時間情報がはいっている。それを思い出しながら見るものだから、甘酸っぱさが二乗になるのだ。

実は、もう一本「同・級・生」もビデオにとってある(柴門ふみシリーズだ)。こちらは安田成美が主役だが、私的にはなんといっても菊池桃子である。