KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

最後の卒論指導

集中講義が終わったそのあとに、前期まで富山で卒論指導をしていたゼミ生4人に会った。来週に卒論発表会があるので、そのプレゼンとスライドをチェックするためだ。

大学を移ることを見越して卒論指導をしてきたので、前期までで、研究としてやるべきことは完結している。だから自信を持ってやればいい。プレゼンも私が少しのアドバイスをしただけで、十分良いものに仕上がっている感じがした。

しかし、それでもゼミ生に不安が見られたのは、私がいなくなってからその後の指導を引き継いだ先生が、(親切にも)さらに指導をしてくれるからなのだろう。人が変わればその指導内容も方針も同じではあり得ない。そのズレが指導を受ける学生にとっては不安の種なのだ。それを知っているからこそ、私は前期までですべての指導を終えるべく、卒論原稿のチェックまでしたのだ。

まあ、卒論についてはいろいろ言われるかもしれない。何よりも指導した私自身がその発表会に出席できないのが心残りだ。それをゼミ生に対して申し訳なく思う。

でも、自信を持って発表してください。あなたたちが一生懸命やったことを私は知っている。