KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「女王の教室」

テレビドラマの「女王の教室」の2回目を見ました。金八先生とは逆のスタイルの独裁的教師が主人公です。研究のためにも金八先生を見なくてはいけないと思うのですが、どうも生理的に受け付けなくて見られないのに対して、このドラマの真矢先生は楽しんで見ることができます。

コミュニケーション論的に見ると、金八先生のいやらしさは、

  • 上位ルール:話し合いで決めろ(と先生である私が決めた)
  • 下位ルール:(私たち生徒は自発的に)話し合いで決めます

というラッセル型パラドクスの形になっているから、という解釈ができます。一方、このドラマの真矢先生は「すべてのルールは私が決める」という独裁ですから、少なくともこのいやらしさはありません。