KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

フルオンデマンドでも4回に1回のZoomミーティングをして、質疑と交流をして一体感を高める

2021年5月7日(金)

ハローフライデー! 向後です。

eスクールの「データリテラシー1, 2」という科目を担当しています。内容は統計学で、初年次の必修科目となっています。卒業論文を書くために全員が必要とする内容だからです。

eスクールの授業はゼミなどを除いて、基本的にはフルオンデマンドの授業です。この科目もフルオンデマンドで、今期は新規収録をしています。そこで、4回(4週)に1回の割合で、Zoomミーティングを開くという新機軸を試しています。

昨日はその1回目でした。受講生は任意でZoomミーティングに参加することができ、その様子はレコーディングされて全員にオンデマンド配信されるという仕組みです。Zoomミーティングでは、質疑応答と学生同士の交流と教育コーチからのアドバイスといったプログラムで進めました。1時間程度の長さです。

平日の午前9時という時間帯で、どれくらいの人が集まるかは予想できませんでした。特にeスクール生は働いている人が多いということもあります。蓋を開けてみれば、最大で30人(さらに教員、コーチが5人)が参加してくれました。場所も日本以外に、アメリカ2人、カナダ1人、台湾1人というeスクールらしいワールドワイドなものでした。

やってみた感触もとてもいい感じでした。履修者は、ここまでの授業でわからないことを質問できますし、短い時間でしたがお互いに自己紹介することもできました。また、授業内で指導をしてくれる教育コーチとも直に話すことができました。

このZoomミーティングの意味は、なによりも、「この授業はひとりじゃなくて、みんなでやっているんだ」という確認ができたことではないでしょうか。

授業のビデオコンテンツは3〜4年は継続して使うことになりますが、4回に1回の回は毎年新たにZoomミーティングをして、配信するという型式にしようかと考えているところです。

(参考)スタディスキルという科目で、授業とは別立てでZoomミーティングを取り入れた様子はこの記事に書きました。
[m176] フルオンデマンド授業にZoomミーティングを取り入れる
http://kogo.hatenablog.com/entry/2021/04/21/100000

では、みなさんも良い1週間を!

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