KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【テニス】「サーブは4ビート」:学びのタイミング

2023年3月7日(火)

あいかわらず、月曜と金曜はマーチンのレッスンを受けています。最近、メンバーが粒揃いになってきたので、ますますレッスンが楽しいです。良いコーチのところには良いメンバーが集まります。

ここでいう良いメンバーとはそのコーチの教え方にマッチした人たちです。マーチンの練習はかなり激しい(とはいえ、きちんと相手に合わせている)ので、当然合わない生徒もいるわけです。そうした人はやめていきます。

こうしたプロセスを経て残った生徒たちは、同じ方向を目指す、実力の揃った人たちになりますので、練習が非常に効果的になるわけです。あるクラスにおける練習の効果は、コーチが40%、仲間が40%くらいの割合だと思います。

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さて、最近、自分のサーブがやっと安定してきました。マーチンはサーブの練習をほとんどしません。たまたま、サーブの練習のときに「サーブは4ビートで打つ」ということを指示しました。

1. ボールを持つ手とラケットを構える
2. トスをあげる
3. 【ここが重要】後ろにあった右足を左足の右そばの位置に揃える
4. 打つ

サーブがうまくいかない人はたいてい、「1→2→4」のリズムで打ってしまい、3をとばしているのです。3で右足をずらすことで、体勢を作り、同時に「ため」を作っています。これにより安定した打球になりますし、また、トスが悪いとき(たいていは低すぎる)は、中止することができます。

この内容は実は数年前にもマーチンから習っているのです。でも、その教え方が学習者にマッチするタイミングというのがあります。いつでも、教えが学習者に受け入れられるわけではありません。タイミングがあります。ですので、教える人は、折に触れて、同じことを教える必要があります。