KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

チャンネル46個はやはりすごい

ホテルに落ちついたら、ジョージア大学にいる飯吉さんに電話をして無事着いたことを伝える。ホテルを予約してくれた人だ。ジョージア大学はAthensというアトランタの衛星都市のようなところにあり、アトランタからは車で1時間程度かかるそうだ。いつか大学を案内してくれることを頼んでおく。

東京にいる智子にも電話をかけて、飛行機乗り継ぎの注意や、アトランタ空港での待ち合わせ場所について知らせる。彼女は同じ日の便がとれなかったので、一日遅れの便でくることになった。彼女のチケットはプライベートで取ったので、アメリカ往復+4カ所周遊で78000円の格安航空券である(金沢のHISで取った)。アメリカでメジャーの航空会社はこうしたチケットを出しているらしい。

夜、2時くらいになってベッドにはいる。朝7時頃に目が覚める。メールを見てみると、昨日送った第一便への反応がさっそくはいっている。城戸さん、澤井さん、堀田さん、横田君からだ。メールはちゃんと届いているようだ。

朝はセルフサービスでドーナツやワッフル、ジュース、ミルク、フルーツなどがとれる。場所はレセプションのすぐ横で、レストランではなく、テーブルが三つほどしか置いていないところなので、宿泊客全員がきたら座れないだろうなと思っていたら、みんな適当にとって自分の部屋に運んで食べているようだ。部屋ではキッチンがあるし、コーヒーなども自分でいれられるのでこれでいいわけだ。宿泊客の様子を見ていると、やはり節約的な客層だ。ボーイもいないし、華美な雰囲気はないが、この方が落ちつける。自分の家にいるみたいだ。

テレビをつけると、チャンネルは46個もある。これはやはりすごい。日本もほどなくこんなふうになるのだろうか。ここが本拠地のCNNは一日中ニュースを流しているわけだ。まあ、繰り返しが多いのだが。日本のテレビのようにつけておけば、ニュースをやって、ワイドショーをやって、それからテレビショッピングというように勝手に時間に従っていわばスケジュールを組んでくれるのと違い、自分でチャンネルを選ぶことをしなければ、ずーっとCNNだ。こうしてみると日本のテレビは怠け者向けであるな。ところで、CNNを見ていたら、投資と心理学というようなトピックでコメントにアルバート・エリスが出ていた。おい、あの論理情動療法のエリスかい? なんかすごいな。

ここは暖かい。Tシャツ一枚でいいくらいの陽気だ。富山の初夏くらいか。

今日は日曜だ。ホテルの隣の店にやけに車がはいるなあと思ったら、そこは9 2/1 Weeksというアダルトショップらしいということがわかった。地下鉄の乗り方を練習するために町の中心街に行ってみた。ホテルから少し歩くとMidtownという地下鉄の駅がある。地下鉄は均一料金で1.5ドル。入場するためのトークンを自動販売機で買う。20ドルで13個のトークンと25セント硬貨2枚が出てきた。割ときれいな地下鉄に乗って、まず中心地のピーチツリーセンターにいく。次にアンダーグラウンドへ。12時を過ぎてかなりのにぎわいになってきた。

無事智子をキャッチ

いったんホテルに戻ったら、眠くなってきた。智子を迎えに行くまで時間があるので横になったら、夕方まで寝てしまった。起きるとすぐに地下鉄に乗って空港に。予定のポイントで無事智子をキャッチ。

夕食はホテルの近くのハンバーガーショップに買いにいく。ハンバーガーにポテト、コーラで3ドルくらいで日本と変わりがないのだが、店員が妙に用心深いのが印象的。小さな窓をたたくと、鍵を開けて注文を受ける。お金を払うとまた窓を閉めて、計算して、おつりを渡すときにまた窓を開けて渡す。妙に用心深い。まあ、夜だったからかもしれないけどね。そういえば、ここの地下鉄はきれいで、安心できるほうなのだそうだけれども、妙に緊張感が漂っているような気がするのはまだここに慣れていないせいなのだろうか。