なんとか曇りでもつ天気。昨日に引き続き、凧揚げをしにいく。今度は追加の凧糸を手に入れてから。昨日よりも風があり、簡単に揚がる。今度は子供も楽しんだ。
さて、今日で一年間日記のネタ帳として使い続けた『マイブック』も終わりだ。ネタ帳とはいえ、ネタを書いてあるときもあれば、メモや計画も書いてある。特徴的なのは、学会でのメモやノートもマイブックに書いてあること。そして、そのときだけ字が細かくなり、1ページでは収まりきれないので、前後のページにはみ出している。
ネタとして書き留めたことでも、結局日記にはしないまま残っているものもいくつかある。それをここに拾い出しておこう。新しいマイブックになったら、もう見直す機会はあまりないと思うので。
文章を書くこと
アニメーションを作っている現場の様子を見ると、少しずつ動作をずらした絵を何枚も描いて、それをぱらぱらとめくりながら動作が不自然にならないように何度も確認している。文章を書いているときも実はそれと似たようなことをやっている気がする。少し書いては読み直し、不自然な展開がないかどうかをチェックしている。そうやって少しずつ文章を重ねていくのだ。
内地研究
内地研究員はいつ当たるかわからない。とすれば、それをあてにして計画を立てるよりは、春休みや夏休みを利用して、大きな目標を分割した小目標を遂行していく方がいい。
行動を決めるもの
毎日の行動を見ていると、スケジュール帳に書かれたスケジュールが自分の行動を決めている。外部環境によって自分の行動が決められるのだ。スケジュール帳に書かれたもののうちいったいどれくらいが自分自身で決めたことだろうか。
手帳の大きさ
小さい手帳にするか、A4版のノートにするかという議論は昔からある。冷静にみれば、手帳の大きさそのものが持ち運ばれるかどうかという確率を決める。自分はこの大きさの手帳にするのだと決心したとしても、長期的に見れば、落ち着くところに落ち着く。行動は自分の決心だけでは定まらない。
授業時に使うWebとして
次のようなフォームは有用かもしれない。
- プレゼン用スライド作成フォーム: 入力した内容が大きいフォントのスライドになる。
- レポート提出用フォーム: すでにありそうなレポート送付用。
- 質問書提出用フォーム: 質問書を提出するフォーム。
証拠としてのデータ
データは検定するだけのものではない。
教材シナリオ作成の理論
はまだないような。シナリオベース教材、プロジェクトベース教材の作り方のスタンダードが必要。教材の作り方を教えるような教材を作ること。PSI教材の作り方を定式化することも必要。
書くことが問題解決であることの意味
たとえばどのような文章を書けば特定の読者を満足させられるかという問題を解くには、モデル、実行、フィードバックが必要である。
N=30の研究法(田中敏さん)
のイメージ。学生30人が行に並ぶ。列方向は時間系列(授業回数)。その毎回に、intervention/inputが入る。出力はさまざまなもの。質的、量的を問わず。多変量解析ではない方法でこれをどのようにまとめるか、縮約するか、あるいは物語るか。行為レベルだけではなく、高次思考の方まで含めて記述することが不可欠。
西之園先生の200人授業の秘密
- 導入時にイメージマップを描かせて、課題をクリアにする。
- 毎回の授業をコントロールする。
- 教師中心ではなく、グループ間で評価させる。これでフィードバックの不足を解消する。
「質問書」研究へのコメント(中條さん)
- ABCの得点分布はどうなっているか
- その経時変化はどうか
- 授業内容と質問内容のパターン分析はどうか
エンゲストロム
組織のデザイン → 活動のデザイン → 道具のデザイン
しかし、逆方向もありうる。テキストのデザインが、学習活動を規定し、それが組織を変えるような。
質問書+簡単アンケート
の形式も試す価値がある。簡単アンケートの部分は、満足度や、自分の努力評価など。
PSIについてのチュートリアル教材
が必要か。
Webページの分量
を読者はどのように判断するか。つまり、どこまで読んだら、ああ、これは読み切れそうにないということを判断するのか。
実験統計学のデモンストレーション
授業中のデモンストレーションを綿密に準備しておき、それをビデオ撮りしておく。それを編集してムービーファイルにして、Web上で利用する。
信長の野望
ゲーム本体をやるためのチュートリアルがある。つまりゲーム本体を面白くプレイするためにはチュートリアルでスキルを獲得しなければならない。学問や研究本体が面白いゲームであるとすれば、それを面白くプレイするために勉強しなくてはならない。
テーマ別mds
日記をテーマ別に特集する。たとえば、学会の記録、日記書きについて、アドラー心理学について。
授業研究
いくつかの授業について、変数間の構造を調べる。その構造の違いが授業の違い。有意差ではない。
「社会調査のウソ」
のようにそれで一冊の本が書けることを目標にして、授業を設計すること。逆に、本一冊で授業内容がフォローできるのであれば、授業でやるべきことは演習になる。
有意差・効果サイズの研究から
多変量の因果分析の研究へ。統制群を設けるのが困難だから。
PSI授業のメモデータベース
プロクターが気づいたことをデータベースに入力して、それを共有する。
Webベーストレーニングの本質
は何か。CAIとどこが違う。CAIの失敗から何かを学んでいるか。
PSIサイトの設計
PSIに関するものをすべて集めたサイトを作る。文献、実例、教材、Q&A、掲示板。
ARCSモデルで魅力のある文章
- A. 面白い文章
- R. 自分に関連のある内容
- C. 自分にもできそうだな
- S. 読んで良かった