KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

文章の書き方教室と学習コミュニティ

暖かくなってきた。3月も終わりか。

あるところから「文章の書き方教室を開いて」と依頼されている。講演ではなく、ワークショップ形式でやりたいと思っている。そもそも、書き方について講演を聞いてもあまり役に立たないだろう。ジョギングの仕方についての講演を聴くようなものだ。もちろん、「なんとなく自分にもかけそうな気がする」という感触を与えることは大切ではあるけれども。

だから、講演とテキスト(『自己表現力の教室』)とワークショップ(実習)といった数種類のリソースが必要なのだ。もう一つ付け加えるとしたら、自分で練習ができるようなワークブック。講演を聴いて、テキストを読んで、ワークショップで実習し、家に帰ってワークブックで自習する、という流れだな。それから後は、現実の課題に取り組んでいくことでスキルを磨いていく。もし迷ったりわからなくなったら、テキストやワークブックに戻ることで解決していく。

そう考えると、質問を送ることのできる窓口があったり、同じように学んだ人たちが集まる掲示板コミュニティのようなものもあるといいな。そうすると、一緒に学んだ人たちが、一回限りではなくて、いつでも必要に応じてつながることのできる、緩いコミュニティになりそうな気がする。