KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

もっとコミュニケーションを取る必要がある

きょうで、前期通信教育課程の電話相談受付を最終回にした。時間外も含めて3通の電話があった。

もっと直にコミュニケーションを取る必要があると感じて、毎週電話を受け付けることを始めた。1時間の間に、3〜6通の電話がコンスタントにあった。直に話をすることで、ずいぶんお互いの印象が変わるということも実感した。

結論。もっとコミュニケーションを取る必要がある。

通信教育課程の学生は、熱心に勉強しており、BBSなどの討議も含めて(比較するのも問題があるかもしれないが)一般の通学制の学生よりも深く学んでいると思う。しかし、その一方で、孤独感にさいなまれていることも確かなのだ。だから、時間をかけてより深い学習をしているにもかかわらず、もうひとつ満足感が得られない。一方、教員は、これだけBBSで質問に答えたりして、時間を割いて努力しているのに、それが学生の満足感につながらないことに無力感を感じている。

それを埋めるものは何か。対面で集まったりすることも効果はあるだろうが、それ以上に、対面で会わなくても、多くのコミュニケーションをとることが重要なのだと思う。

教員はもっと積極的に、BBSに顔を見せることが必要だ。こうしてWeb日記を書くように、授業日記を書いてもいい。自分の授業ビデオを論評するのもいいんじゃないか。「このときは風邪でひどい声だったね」とかね。

とにかくあらゆるチャンネルを利用してコミュニケーションを取ることだ。いまのところそれしか満足感を高める方法が思い浮かばない。電話でも、チャットでも、BBSでも、メーリングリストでも、あらゆるチャンネルを使う。そうして、常に教員の方からまず発信していく。指示をだすタテの関係ではなく、一緒に考えていこうとするヨコの関係で発信していく。