KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ブログ】64回目の誕生日:退職後の諸国漫遊ゼミ

2022年10月3日(月)

昨日、64回目の誕生日を迎えました。秋学期第1回目の大学院ゼミでは久しぶりにたくさんのゼミ生が集まりました(春学期は教室に3人くらい、それ以外の参加者はZoomということが多かったのです)。バースデイケーキで誕生日を祝ってもらって楽しいひとときを過ごしました。また、Facebookでもたくさんのお祝いメッセージをいただきました。ありがとうございます。

楽しい時間を過ごしながら「でも、2年半後にはゼミもできなくなるんだよな」と気づきました。

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マシュマロ経由で、こんな質問をいただきました。

https://marshmallow-qa.com/kogo

> 早稲田大学を受験予定の者です。サバティカルでさらに深みを増した向後先生にお会いする日を、心待ちにしています。復帰後の講義やご定年までの終わらせ方について、以前どこかで書かれていたように思いますが、今はどのようにお考えですか? 自分は先生のゼミで学べるのか、気になります。PS. ゼミ合宿、大歓迎です。

質問ありがとうございます。2023年度入学ということですね。私は2024年度末に退職を予定しています(すでに退職願を出してあります)。ですので、ゼミに入れる3年次のときには私は退職していることになります。ちょっと残念ですけど、早稲田大学で大いに学ばれることを期待しています。早稲田はそれだけキャパの大きい大学です。

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大学でのゼミはできなくなるわけですけれども、逆にそれは「自由にゼミが開ける」ということでもあります。大学じゃなくてもゼミはできるわけです。それを「研究会」や「勉強会」と呼んでもいいでしょう。しかし「ゼミ」と呼ぶことで何か特別なものが付与される感じがします。それは探究心の方向性がそろったメンバーということになるでしょう。

ゼミを開く場所はどこにしましょうか。どこか決まった場所があればいいですけれども、水戸黄門のように呼ばれるままに諸国漫遊するのもいいかな(実際の光圀は漫遊しなかったそうですけど)。今はZoomがあるので、どこでゼミを開いても各地からオンラインで参加できますね。