2023年7月3日(月)
秋学期は通学生とeスクール生のインストラクショナルデザイン科目がある。これを「教える人の育成コース」として捉え直してデザインしようかなと思っている(OGOK@北大からヒントを得た)。
そうすると単なる知識としてIDを学ぶというのではなくて、将来自分が教える立場・役割になったときに(そしてそれは必ず起こる)、どのようにすればいいのかということを学ぶという明確な位置づけができる。
おおまかには次のような内容。
・教える人のスキル
・明確でクセのない話し方、ジェスチャー
・スライド・配布資料の作り方
・教える人の知識
・人が学ぶことの仕組み:運動技能、認知技能、態度
・スモールステップ、即時フィードバック
・認知・記憶のしくみに合わせた教え方
・どのようにすれば動機づけを高められるか
・授業・研修デザインの知識と実践力
・学習者中心のデザイン
・グループワークのデザイン
・学習者の評価の方法
・自分の授業・研修の評価の方法
・教える人の態度
・暖かく、安全な雰囲気づくり
・感情のコントロール
・人としての対等性
・自分自身が常に学び、教え手として成長していくこと
おお、なんかこれで一冊の本が書けそうな気がしてきた。やる気が湧いてきた。
そして、授業の中に次のようなことを埋め込んでいく。
・思考のツールを入れる
・KJ法
・マンダラート
・マインドマップ
・三角ロジック
・表現の方法を入れる
・序論、本論、結論形式の1000字レポート
・意味のあるスライド
・統計学の方法を入れる
・グラフ(ひげつき棒グラフ、回帰直線つき折れ線グラフ、散布図)
・質問紙調査からの因子分析
8月15-17日に北大でIDの集中講義があるので、まずはそこで実施してみたい。