KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【授業】Zoomミーティングで直接質問を受けることの意味

2024年5月12日(日)

eスクールの科目「スタディスキル」と「データリテラシー1」の受講生を対象としたZoomミーティングを月一回設定している。午前中に、その1回目を行った。それぞれ1時間で、30人ほどの学生が参加した。

最初に4-5人の学生をサイコロでランダムに当てて、近況報告をしてもらう。そのときどこにいるかも言ってもらうのだが、練馬もあれば、カリフォルニアもあり、ということでこれがeスクールらしい。

残りの時間は質問を受け付ける。時間いっぱいまで質問が出てくる。Waseda Moodleには質問BBSを設定してあるので、そこで質問することはいつでもできる。しかし、Zoomで直に質問するのはまた一味違う。

たとえば「マーケティングでは、自分に都合の良いデータを引き合いに出して、企画を進めることがあるけれども、これは統計学から見てどうなのか?」というような質問が出てくる。このような質問は授業には直接関連しないので質問BBSではしにくい。逆に、Zoomミーティングですべき良い質問だと思う。この質問から「チェリーピッキング」(自分に都合の良いデータだけを提示すること)の話などをすることができる。

このようなZoomミーティングは月一回なので、5,6,7月の全部で3回だけ実施することになる。しかし、教員、コーチ、受講生ともZoom越しに顔を合わせることに大きな意味を見出している。