KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴木克明教授を招いてレクチャー

ゲストスピーカーとして、岩手県立大の鈴木克明教授を招いてレクチャーをお願いした。ARCSとガニエ9教授事象を中心に1時間。これらの理論は、教えるときだけに役立つばかりではなく、自分が勉強をするときにどのような行動を取ればうまく学習できるかという…

事例研究の伝統

きのう書いた「ケースメソッド」だが、冷静に考えてみると臨床心理学ではごく普通の方法なんだよね。事例研究というやつだ。ただ方法はどうあれ、それが、法則定立指向なのか、個性記述指向なのかという違いは大きい。法則定立指向では、平均値や平均的プロ…

作文ワークショップ2回目

作文ワークショップ2回目。パラグラフの書き方まで。1回目出ませんでしたという人6人を集めて、別枠で追いつかせる。大福帳の反応を見ると、書き方を習うと役に立ちそう、と好印象だが。

教え方・学び方・ワークショップ

オープンキャンパスの模擬授業を依頼された。せっかくなので「教え方・学び方・ワークショップ」というタイトルで、IDの入門を設計することにしよう。教え方がわかると、自分の学び方も改善できるというストーリーだ。ワークショップというのは? もちろんレ…

ケースメソッドという授業方法

大学教育学会の予稿集は、玉石混淆といっては悪いが、多岐のテーマに渡っていた。その中でも、興味を引かれたのが、ケースメソッドという授業方法だ。これは理論中心授業へのアンチテーゼとして位置づけられる。これまで大学の授業の形態として、理論中心レ…

ゼミは梅雨の中休みで休講

ゼミは梅雨の中休みで休講。それでも、研究室に来週の資料を取りに来たり、本を借りに来たりと積極的。ここで休みを入れたのは正解だったかも。しんどかったから。

C言語前期の中間テスト

前期の中間テスト。入力、出力、変数、計算式というところ。速い人は5分で完成。遅い人でも50分で完成。登録した50余人のうち1回で止めた1人と、3章までやった1人以外、全員100点で後半へ。大福帳には「テスト簡単だった。先生、やさしいね」という文章も。…

まず主張ファースト、で

きのうの「0.5秒しか待たずに次かよ」にはせぴぃさんからコメントいただいた: 私が初めて日本心理学会に参加したのは学部3回生、36回大会の時であった。たまたま入った口頭発表会場では、中京大学の有名教授が座長をされていたが、 発表時間が過ぎたら直ち…

PCカンファレンス

PC conferenceの原稿2ページを書き上げて、送った。これで発表原稿は一段落した。教育工学会の原稿が残ってはいるけれども、来月下旬締切だ。

ワークショップの理論

ワークショップを卒論のテーマにしたいというゼミ生がいるので、何冊か本を読んでいる。わかったことは、まずアイスブレイクして、輪になって、トーキングスティックを使って、というようなティップスはかなり集積されているということだ。しかし、なぜその…

0.5秒しか待たずに次かよ

北大の高等教育センターで開かれていた大学教育学会から帰った。きょうはさわやかな1日で、やっぱりとんぼ返りはもったいなかった。もう1日いれば、ジンギスカーンも食べられたのに。大学教育学会でeラーニングの話をするのは、かなりビミョーなのだが(な…

大学教育学会

札幌から帰ってきました。日記友だちのCさんと初顔あわせ。京大のTjさんとも会えたし、偶然にもTzさんにも会いました。発表もうまくゆきました。惜しむらくは、ジンギスカーンが食べられなかったこと! リベンジ。

ある程度の分量を書くことによって

教育工学会研究会の原稿を書き上げた。今回は、表ひとつ以外の図版なしで6ページ分を書いた。研究会の原稿だから、論文にするための習作のような感じで書いている。とはいえ、ある程度の分量を書くことによって、何に着目して研究を掘り下げていけばいいかと…

札幌に出張

週末は大学教育学会で札幌に出張する。このところ、湿度の高い天気が続いているけれども、北海道はさわやかだといいな。1泊でとんぼ返りなのはちょっともったいないが、授業も中盤戦にはいっているので、しかたないね。

引き続きWebページ作成

引き続きWebページ作成。細かい質問をフォローしながら、あとは学生自身のペースで制作していく。途中で、3人ランダムに選んで、表紙をプロジェクタに映す。こんな感じでいいのかというイメージをつかんでもらうため。たいていの学生はイラストから描き始め…

コメントをつけること

先日書いた、卒論ゼミのやり方だが、はせぴぃさんからコメントいただいた。 【私のところはもう少し少ないが、非公開のネット掲示板に毎週5回以上、相互のコメントを書き込むこと、また、毎週の発表の時には、各人最低1回は発言することを義務化している】 …

パクられているような気がしてならない

Google Alertの「向後千春」で引っかかってきた、中国語の論文なんだけど、 http://czdj.czedu.com.cn/yjzy/llyj/jxsjnr/jssj2.htm どうも、引用というよりは、パクられているような気がしてならない。中国語なので読めないのだけれど。

卒論ゼミのやり方

卒論ゼミのやり方について、いろいろ試行錯誤してきたが(形成的評価ともいう)、徐々によいやり方が見えてきたような気がする。ひとつは、研究の進め方をきちんと教えること、もうひとつは人数がクリティカルであることだ。2年次に設けられている実習系の科…

卒論ワークブックができる予定

前回の提案通り、最初の1時間を3年生のみ、次の1時間を共通時間、最後の1時間を4年生のみで行った。雰囲気は悪くなかったので、これをしばらく継続するつもり。共通時間は、「卒業研究の進め方、卒論の書き方」のワークを進める。1回目の今回は、教育工学の…

教材のモジュール性

教材のモジュール性が気になっている。モジュール性があるということは、ある固まりが独立して教えられるということだ。それを前提としてカリキュラムが組まれてきたわけであるが、どうもその前提は怪しいと思っている。いろいろな学習の結果として、モジュ…

「萌芽研究」に申請して、落選

今年の科研で、唯一出せる「萌芽研究」に申請して、落選した。その評点が開示された。評価はB(中位程度)だった。A(採択に準ずる)にも引っかからなかったのか。だめもとだったけど、ちょっと悔しいね。内容も計画も3.33(5点満点)なので、ずいぶん低く見…

教育工学会研究会

7/10に富山大学で開かれる教育工学会研究会で発表を申請した。そのための原稿を書いている。今回はeラーニングのコスト分析をテーマにした。6/10が締切なので、けっこうタイトなスケジュール。今日は3ページまで書いた。6ページあたりでまとめようと思う。教…

教材のオープンソースみたいなもの

自分の授業のために開発したWeb教材を、授業後に一般公開している。その教材を自分の授業のために使おうという人のためにCD-ROMとして配布している(オリジナルを明記することで内容の追加変更も可)。いわば、教材のオープンソースみたいなものだ。現在はCD…

ロシアのベランメエ調

ワセオケのコンサートに行ってきた。会場は新宿文化センターという、新宿駅からはかなり歩いたところにあるホールだ。パイプオルガンもあるホールだ。曲のメインは、ブラームスのバイオリン協奏曲と、チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番。ピアノはボリス・ペ…

「じさくじえーん」阻止

きのう書いた、討論記録のじさくじえーんだが、やはりそういう抜け道があるのは良くないと思うに至った。目的は、レクチャーがあったその場で、自分の意見を他人にぶつけてコメントをもらうということなのであって、ワークブックに記録するのはその証拠以上…

IDコアとIDの土台を収録

IDコアとIDの土台を収録。中間テスト後なので、軽めにした。翌週から始まるものの予告編という形で話し始めたが、結局30分話してしまい。2本に分割。

HTMLを書いていく

HTMLを書いていく週に入る。きのうの実調のおかげで、デモンストレーションもうまくできた。ありがとうEくん。それにしても、レッツノートというWin機を使ったが、キーボード小さすぎて大変だ。Win機も1台くらいは買っておくべきか。

「じさくじえーん」

インストラクショナル・デザインの授業は、中間テストをした。問題は去年と同じ。○○の授業を設計したいので、IDプロセスにしたがって魅力的なプランを書いてほしい、というもの。○○の部分は今年は「卒論の進め方」にした。学生にとって切実な問題であろうし…

ID中間テスト

中間テスト。60分。200字×5問の記述式。テスト終了後、ワークブックを回収。ワークブックの小グループ討議の記録の欄を見て、評点をつけなければいけない。1週間で300人。ちょっとくらくらしそう。

HTMLを書いてゆく

教材設計が終わって、今日から端末室でHTMLを書いてゆく。メモ帳の使い方、ペイントの使い方、ファイルの保存の仕方までやって、あとは自分で進める。学生のEくんに説明を依頼する。説明がうまい。人材を発見してしまった。この調子で進んで、今月末に教材の…