KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1998-01-01から1年間の記事一覧

教員の評価と学習者による検証

大学教員の任期制について書いたら、掲示板やまぐねさんの「ハラにいちもつ」の方で反響があった。それで、任期制がうまく行くかどうかは教員の評価が適切にできるかどうかにかかっているということを書こうと思っていた。のだが。 みぽさんの「テクニカルラ…

大学教員は任期制の時代へ

あれあれと思う間もなく、大学教員の任期制についての法律が成立していた。法律というのは意外に簡単にできるものなんだなあ、なんてのんきに構えているときではない。もう、いくつかの大学では任期制を実質的に実施している。教授会でその資料が回ってきた…

「戦争論」からいろいろ

小林よしのりの「戦争論」について書いたら、「愚一記」さんから専門家の意見を読むことができた(12月9日の日記)。ありがたい。こういうことがあるから、我ながら生硬で単純な感想もここに書く意味がある。それを読んで自分の頭の中が中和されるのを感じる…

死ぬまでWeb日記を書き続ける

nackyさんの「がくもんにっき」で累計得票数(日記を始めてから得た票の合計)を登録番号でグループ分けして分析している。それによると番号1500-1999のグループで、私は9位に入っている(nackyさんより表を引用)。長谷川さんの分析もそうだが、日記猿人の…

小林よしのりの「戦争論」

レジで「感動しちゃいました」と言われて買った、小林よしのりの「戦争論」を二晩かけて読んだ。 私は、政治と歴史にとりわけ弱い。もういい歳なのだから、こうした領域の話題についてひとくさりでも語れるようにしなくちゃいかんのかもしれないが、どうもい…

これよかったです。感動しちゃいました

昨日の日曜日。久しぶりにのんびりしていた。近くの本屋に行く。ぶらぶらと立ち読みをしながら、本や雑誌を物色して買うものを決めていた。まず「週刊文春」。それから、渡辺淳一の「反常識講座」。最後に、小林よしのりの「戦争論」を持ってレジに向かう。 …

電子的議論論その後

先月話題にした電子的議論論---電子的な場でおこなわれる議論では生産的な成果が上がったものを見たことがない---についてはたくさんの人から意見をもらった。少し遅くなったが、メッセージが掲示板から消える前にこちらに再録させていただく。次はその抜粋…

技術の進歩のありがたみ

妻がBSを入れようと言っている。私はあまりテレビを見ないのでどっちでもいいと思っている。どちらかというとスカイパーフェクTVのHな番組に興味がある。レンタルビデオでHなのを借りるのはどきどきするし、レジで顔見知りの学生がバイトしていたりするので…

久しぶりにのんびりした週末。本当は原稿を進めた方がいいのかもしれないが、まあいいや。週間天気予報によると、来週は雨と曇りのマークが並ぶ。この時期の北陸特有の天気である。スタッドレスタイヤに交換したのでいつ雪が来てもいい状態にはなっている。…

クリスマスに仕事

久しぶりの出張なしの週末。miyuさんとこの掲示板で書いたのだが、今月はクリスマスの時期に学芸大学で集中講義があって、東京に出る。それで奥様にも恨まれている。もし子供がクリスマスに世間ではどのようなことがおこなわれるのかがわかるほど大きければ…

早くWeb日記学会を立ち上げておけば…

ダカーポの12月16日号は「マニアな学会最新レポート」という記事を載せている。日本顔学会や絵本学会、国際パフォーマンス学会といった本格派から、北の新地学会、日本たぬき学会、納豆学会というかなり変わったものまで紹介されている。しまった。早いとこ…

猿人以外の日記を読むとき

毎日、おそらく二十人から三十人くらいの日記を読んでいる。その大部分は日記猿人の新作リストからたどっていく。だが、猿人に登録されていない日記もいくつか愛読している。そうした日記の存在を知るのは、偶然による。誰かの日記にさりげなく書かれてあっ…

てくてくエンジェルその後

さて、一時は子供につけてまで熱中した万歩計「てくてくエンジェル」だが、飽きっぽい私にしては珍しく、毎日自分の腰にお供させている。24日目にはいった。ノルマは5000歩のまま動かない。ノルマ達成日は19日で、不達成は4日である。 ぴかちゅーに比べると…

来年の授業は「日記を書く」

早くも来年度の授業案内の原稿依頼が回ってきた。私の大学では、すべての教官はどれかひとつの教養科目を担当することになっている。私は「言語表現」という科目を担当していて、これまで作文を教えてきている。 さて、その授業の内容だが、来年度はどんなこ…

娘が初めてパパと言った日

子供は面白い。日が経つに連れて、どんどん人間になっていく。当たり前のことだが、本当に面白い。 先日、娘が初めて「パパ」と発音した。まだ、この目の前にいる人間が「パパ」というものであるということは認識していない。「w-a-t-e-r」以前のへレン・ケ…

教育工学協会の大会に出る

岐阜での教育工学協会の大会に参加してきた。自分が発表するというわけでもないので、何もなければ参加しかなったと思うが、自分がメンバーの一人になっている研究グループの打合会を兼ねていたので、出てきた。この大会は、1日目は学校で公開授業を見せ、…

締め切りを守れないとき

ちはる度テストの中に「締め切りを守れる/守れない」という質問項目があった。これは「守れる」と答えた方が「ちはる度」が高いのである。そう、私は締め切りだけは守る人なのだ。締め切りを守るためならば、内容が納得いかなくても仕方ないと思うタイプで…

ちはる度テスト

今日から岐阜での大会に参加するので、休日日記の方で更新する。昨日の多次元尺度日記で紹介した「向後ゼミ度テスト(別名ちはる度テスト)」はいろいろな人にやっていただいたようで、作った方としてはうれしい限りだ。 しかし、これはあくまでも参考にすぎ…

向後ゼミ度診断テスト

私のいる情報教育コースでは二年次の終わりに所属ゼミ(研究室)を振り分ける。20人の定員に対して専任教官は5人いるので、ひとつのゼミには平均4人が所属するということになる。毎度のことながら、あるゼミを希望する人数にはかたよりが出る。そのためあら…

自分へのクリスマスプレゼント

愛機Duo 2300cのキーボードが壊れた。どのキーを押しても反応しない。仕方がないので、別のキーボードをつないで使っている。マックはこういうことが簡単にできるのでいい。一つのマックにキーボードを二つつなげて、共同で作文をさせるという実験だってでき…

似顔絵入りの名刺

最近は名刺用のプリンタ用紙が売られているので、名刺は自分で作っている。A4版の大きさで名刺の大きさに切れるようにミシン目が入っている。ミシン目は細かいので切り口もきれいだ。 自分の名刺には似顔絵を入れている。このページの先頭にも置いてある、ネ…

指導者研修での講演

大阪府立青年の家が主催する指導者研修で話をしてきた。一泊二日のプログラムで、40人ほどが参加。1日目は夕方から、大阪女子大の藤田正さんがリーダーシップの話(PM理論)があり、夕食をはさんで私の持ち時間が来る。 参加者の7割ほどが小中学校の教師で…

「電子的議論」論

昨日の日記は自分で書いていて、かなり「痛い」日記だった。痛いことを語るときは文章が短くなることを体験した。この痛みは、ただ今回の一件によるものではけっしてなくて、遠い昔の「電子的戦争」や電子上のさまざまなことが思い出されて引き起こされたも…

我ながら情けない議論だった

世の中には議論が好きな人がいます。(ケンカが好きな人もいるけど、それはまた別の話)でも、私は少なくともここで、議論をしようなんて思ったことは、ただの一度もありませんでした。議論というのは、一定のルールなしでは成り立たないものです。(……)ル…

子供につけた万歩計

きのう朝、職場に着いてみると、何か忘れ物をしたような気がした。何か腰のあたりがさみしい。万歩計である。てくてくエンジェルである。略して、てくエン。これを家に忘れてきた。 これまで毎日てくエンといっしょに生活をしてきたので、最初はアメーバみた…

東大に合格した、さて…

東京大学の佐伯胖さんが、新入生にこんなアンケートをしたそうだ(1997年9月の教育工学会での講演より)。「東大に合格した、さて ____________ 」 という質問で、下線の部分に文章を考えて記入してもらうというもの。そうしたら「わからない」という回答が…

良かったなあ、結婚式

とてもいい結婚式でした。暖かくて、ユーモアがあって。若い人たちが多かったのが良かったのかな。何でも最近は仲人なしの式が多いとのことで、この式も仲人なしでした。うーん、それもいいね。あの仲人ってのは(やったことないけど)なんだか手持ちぶさた…

子供の鼻水を吸い取る

子供(10カ月)の鼻風邪が長引いている。鼻水を吸い取るために、鼻水吸い取り器を使っている。これは「ママ、鼻水とって」という秀逸なネーミングである。しかし、この名前を言うたびに(パパは鼻水とっちゃいかんのか)という無駄な突っ込みを心の中でしな…

軽いマックが欲しいなあ

荷物が重い、でついでに書くけど、軽いマックが欲しいなあ。なんでもソニーのVAIOにBeOSを載せたものが出るとかいう噂。メールが読めて、Webがブラウズできて、Webページが書けて(クラリスホームページかPageMill)、FTPができればどんなのでもいいんだけど…

名古屋に来ている

先週書いたように、ゼミ生の浦崎さんが結婚式を挙げるので、名古屋に来ている。できれば名古屋でミニオフをと期待したが名古屋には読者はいなかったようで、残念だ。ちょうど今日、ぴったんこさんとみぽさんときむあつさんという3人の日記書きが、金沢かど…